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オーバーロード 5巻 感想

あらすじ

リ・エスティーゼ王国は、裏社会を牛耳る巨大組織「八本指」の脅威にさらされていた。
その時、この国で己を全うする男たちが躍動する。
アインズの命をうけ、情報収集の目的で王国に潜入した鋼の執事・セバス。
“黄金”王女に忠誠を誓うも、己の弱さに苛立つ日々をおくる熱き兵士・クライム。
圧倒的強者を目にし、抜け殻状態で王都に戻ってきた武の求道者・ブレイン。
崩壊寸前の王国を舞台に三人の男たちがそれぞれの信念を胸に裏組織と対峙する!!


※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。

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著者 丸山くがね(まるやま くがね) イラストレーター so-bin
感想

今回は王都を舞台に、三人の男たちが中心となり物語が動いていきました。
抱く想いはそれぞれ違えど、偶然にも”道”が交わることととなり・・・。

一人目はアインズの執事、セバス・チャン
――困っておられる御様子。何か私にお手伝いできますか?――
ナザリックの中にいて、数少ない「人間」を大切に想うセバス
とはいえ、優先事項はアインズ、ひいてはナザリックの利益なのですが、そんな自身の思想を悩んだりする姿も見受けられました。
そして、それがまさに事件の発端となり・・・。

創造主である”たっち・みー”の影響もあり人助けをすることが正しいと考えるセバス
そんな彼が、戦闘メイド・プレアデスの一人、ソリュシャンと共に”お嬢様と執事”を演じながら情報収集の任務に就き日々を過ごしていく中、ある日ボロボロの姿で放り出された一人の女性を発見することに。
奴隷のごとくぞんざいな扱いを受けていたその女性・ツァレを助けることにしたセバスでしたが、その裏では闇の組織の関与が見え隠れしていて・・・。

まず印象に残ったのは「ナザリックらしからぬ」セバスという人物についてです。
元来「アインズ・ウール・ゴウン」というギルドがPKを主流に活動するスタイルであり、それに伴いNPCも”悪”の設定となっている為、階層守護者、戦闘メイド集団・プレアデスらのように人間を何とも思っていない思想が軸となっている人物ばかりという状況になっていました。
しかし、”たっち・みー”は「弱者を救うのは当たり前」という考えの持ち主であったため、セバスも同様の考えを抱くことになったのですが・・・そもそもよくやっていけるな・・・と。
しかも、そんな「人間」に対しての価値観の違いも今回の件に一役買っていて・・・それでいてなお”自分”を貫くセバスの姿は本当にカッコいいですね。
ただ、それはナザリックの本意ではないわけで・・・。

そんな中、気になったところがあります。
彼の忠義の高さゆえに何よりもアインズの命令やナザリックの利益のために行動することを厭わないのですが、それでは例えば、彼にとって理不尽だと思える、今回で言えば理由もなく「ツアレを消せ」みたいな命令を受けた場合どのような反応をみせるのでしょうか?
人を殺めること自体に抵抗はないようですが、それが弱者であった場合、セバスにとって「守るべき存在」ならば、彼の胸中は穏やかではないと思います。
本人曰く、「誰か一人に仕えるのであればアインズではなく、たっち・みーである」と語っていましたし、その思想を変えることはないような印象を受けました。
ただ、「これ」は他の階層守護者も同様に感じている気がします。
「設定」を変えられたアルベドはともかく、シャルティアにとってのタブラ・スマラグディナアウラにとってのぶくぶく茶釜、現状アインズへの忠誠心は揺るぎのないものですが、もし彼ら当人が現れた場合・・・どうなんでしょうかね。

二人目はブレイン・アングラウス
――弱いよ。俺たちは弱い。所詮、人間だ――
以前シャルティアに圧倒的な敗北をもたらされたブレイン
王国最強と名高いガゼフに並ぶ実力者とされ、また彼自身も強者であると自負していたのですが、かの敗北はブレインから何もかもを奪っていったようで・・・さらに、逃げ延びながらもシャルティアの影に怯える日々はやがて「死」を望むようにまでなってしまい・・・。
そんなある日、ガゼフとの再会を果たしたブレイン
それを期に少しずつ落ち着きを取り戻していく中、彼はとある人物たちとの出会いを果たすことに・・・。

「その後」が気になっていたブレインでしたが、今巻で再登場を果たしました。
そんな彼ですが、実際強いんですよね・・・その実力も確かなものであり、名も通る程のものですが・・・相手が悪かったというか。
ただ、その「未知との邂逅」が彼に与えたものは一概に悪いものではないのではないかと・・・。
確かにそれまでの研鑽してきた日々、努力が水泡になった絶望感は計り知れませんが、それでも「可能性」を感じることが出来たのではないかと思います。
そこで果たした今回の出会い・・・彼はそこから何を得られ、自身の糧としていけるのでしょうか?

三人目は”忠犬”・クライム
――男ですから――
身寄りのなかった幼少時、”黄金の姫”ラナーに拾われて以来、彼女に付き従い王国の兵士、ひいては専属の騎士にまで成り上がったクライム
そんな彼にとって恩人かつ主人であるラナーは己のすべてであり、彼女のために生きていると言っても過言ではないといえるものでした。
また、それが「恋」となることは必然だったのかもしれませんが、それは胸の内に秘めるものであって・・・今はただ、ひたすらに強さを求め研鑽を重ねていく日々を過ごしていました。
そんなある日、彼は一人の老人と出会うことになりました。
老体とは思えない、冴え渡る「技」を見たクライムは師事を仰ごうと行動するのですが・・・。

才能はないと称されるも、ラナーへの想いから積み重ねてきた努力から王国兵士内では上位の実力を持つまでに至ったクライムでしたが、本人曰く「周囲がたいしたことない」とのこと。
これは単に侮蔑しているわけではなく、例えば冒険者でいえば中位でしかないという自己評価がなされていました。
例外としてガゼフの名が挙げられていましたが、彼は本当に特別なようですね。
また、王国兵士より冒険者の方が強いという事実にも驚きました。
いや、予想はしていましたが、それほどまでに差があるとは・・・。
そんな中で果たしたセバス、そしてブレインとの出会い。
貪欲なまでに強さを求める彼にとってその「師事」は大きなきっかけとなることでしょう。

一方で気になるのは件の”黄金の姫”・ラナー
――・・・ねぇ、私が最も信頼するクライム。あなたが私のためにいかに働いているかは知っているわ――
以前より奴隷制度を廃止するなど平民から支持の高い王族・”黄金”としてその名を広めていたラナー
実現こそ叶わないものの、他にも平民の為の政策を打ち出すなど、クライム曰く「慈悲深い優しい方」と称される彼女ですが、一部の人からは「注意すべき人物」と評されている一面もあり・・・。

うん、多分これまで出てきた中で一番危険な人物ですね。
ラナーの登場により脳裡をよぎったのは、圧倒的実力差のあるナザリックに対し、「頭脳」でならば勝つことが出来るのでないかという考えでした。
おそらくたった一つ、彼女が望むものの為だけに動いており、様々な顔を「演じている」様子が伺えました。
直感的に「それ」を察している人たちも少なからずいるようですが、それでも「真実」に辿り着けるほどではなく・・・。

また、それに伴い見られるのが「天才」としての姿。
何もかもが彼女の思惑通りだそうで・・・また、「彼」との物語も含め、今後の動向が気になります。
いや、彼女の最後の独白が・・・ね。

他にも事件の発端となったツアレについても気になるのですが、彼女は次巻で掘り下げられるのでしょうか。
上下巻構成という事もあるのですが、今回の衝撃のラスト・・・そしてセバスの「裏切り」に対し、その先に待つものとは一体どんな未来なのか・・・。
また、今回出てきた「敵の組織」、それに対するのはどの勢力なのか、期待ですね。

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