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天使の3P! 2巻 感想
あらすじ
『リトルウイング』という大切な場所を守るため、もっとたくさんの人に知ってもらうべく五年生三人娘が踏み切ったのは、ミュージックビデオを撮ってネットにUPすること。
ちょうどキャンプに行くらしく、響も一緒にお泊まりして素敵な映像を撮影&編集係を担うのだが――。
「響さんの前でそんな恥ずかしいこと!?」控えめにはにかむ引っ込み思案な五島潤。
「そこじゃなくて、もっと、奥の方まで」勝ち気で女の子らしく繊細な紅葉谷希美。
「響にー。ここも、おさわりしてほしい」お昼寝大好き気づけばうとうと金城そら。
それぞれに魅力を持つ少女たちと過ごし、やっぱり何かが起きないわけがない!?
そして思った以上に話題になった動画をもとに、新たな問題が発生し――。
※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。
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著者 蒼山サグ(あおやま さぐ) イラストレーター てぃんくる
感想
前回の顛末により、正義から提示された”1ヶ月という期間の中で何か成果を出す”という課題をこなすため、潤、希美、そらたち三人のプロデュースに精を出す響。
その成果もあって無事に二回目のライブも成功を収めるのですが、しかし響の表情のは翳りのようなものが見えて・・・。
今回はテーマとして”家族の絆”と銘打つ事が出来ると思います。
まず、前半は”日常”を描いた、この作品らしいお話でした。
とある葛藤の末にネットで潤たち三人のミュージックビデオの配信を決断した響。
そんなところへ、偶然にも正義が引率するキャンプに誘われ、素材集め、また彼女たちとの交流も兼ね参加することになるのですが・・・。
”いつも通り”な小学生たちとのドタバタもさることながら、少しずつ距離を縮めていく響と桜花の関係が印象的でした・・・色々な意味でね・・・。(笑)
うん、小学生たちの方は、本当にいつも通りでしたね・・・早く逮捕されればいいのに。(笑)
その一方で、桜花との関係ですが・・・なんか、ヒロインの方が残念なのって新鮮な感じがします・・・。
今回意外な趣味が発覚した桜花ですが、確かな”感情”を見せながらも「進展」には至らず・・・あれですね、色気より食い気、みたいな感じ。
最後の展開なんて、まさしく「絶句」の一言でしたし・・・このチャンスを自ら棒に振るっている感じがまた・・・。(笑)
まぁ、そんなこんなで色々ありつつも、無事ミュージックビデオの配信までたどり着くことが出来、また思わぬ反響を得ることが出来たのですが・・・。
今回起きてしまった一つの事件、それは奇しくも「ネット配信」によるものでした。
ある日教会に訪れた響の前に現れたのは、希美の血縁者と名乗る英国人の男性、ライアンでした。
母方の祖父にあたる人物で、家を飛び出した娘の訃報を聞き、希美の身を案じていたライアン。
探偵を雇うなど行動を起こすも目覚ましい成果を挙げることなく過ぎていく日々の中で見つけたのが、「ひびきP」の配信した希美たちの動画でした。
やがて、すべてを語り終えた彼の願いは「希美と一緒にイギリスで暮らす事」・・・日本に残るか、イギリスに行くか、その重大な選択を迫られた希美が悩みながらも出した答え・・・それは”別れ”を意味するもので・・・。
いや、これでライアンが嫌な人物だったらまだ話は簡単だったんですが、この人は本当に良い人なんですよね。
どれだけ娘や希美を心配してきたのかも伝わってきますし、同時に希美が真剣に悩んでいたことも察してあげられるほどに優しい人で・・・。
それは、多分希美がイギリスに行ったとしても幸せに暮らせるんだろうな、と思わせるには充分なほどなわけで。
そして、それを誰もが思ってしまったわけだから、「希美のために自分の気持ちを抑えよう」と思うのもまた必然だったのではないでしょうか。
ただ、「それ」が必ずしもいいことだというわけもなく・・・。
そんな、どうすればいいか分からない状況の中、響の背中を叩いたのは妹のくるみでした。
”格好いいお兄ちゃん”を知っている彼女だからこその行動、そして覚悟を決めた響の姿には頼もしさすら覚えるほどで。
また、そんな彼が「部外者」だからこそ繋げた”家族の絆”・・・本当にいい家族ですよね・・・。
そして、「答え」を示す彼女たちのメッセージ・・・それはライアンへと確実に届いていて・・・。
いや、序盤からは想像もできないほどにいい話でした。
いつかは来るだろうと思っていた「家族」というテーマが、思ったよりも早かったというのも印象的でしたが、もうすでに十分なくらいに絆が在ったんですよね・・・いやはや、感動しました・・・。
そしてこれからへ、というところで幕を引くわけですが・・・なにやら不穏な空気が漂っていて・・・。
引き籠り時代の「ひびきP」の”恩人”である【霧夢】という人物。
人気のネット絵師である彼女は「相棒」のような存在で、また彼女も同様に想っていた様子で。
そんな彼女は、最近の「ひびきP」のオンライン率の低下に不満を抱いていたようですが、その理由を聞いたことで次第に行動を起こし始めて・・・。
さて、そんな彼女が次回のヒロインのようですが・・・ところで、霧夢の”年齢”がなんとなく分かるのはなんでだろう・・・。(笑)



『リトルウイング』という大切な場所を守るため、もっとたくさんの人に知ってもらうべく五年生三人娘が踏み切ったのは、ミュージックビデオを撮ってネットにUPすること。
ちょうどキャンプに行くらしく、響も一緒にお泊まりして素敵な映像を撮影&編集係を担うのだが――。
「響さんの前でそんな恥ずかしいこと!?」控えめにはにかむ引っ込み思案な五島潤。
「そこじゃなくて、もっと、奥の方まで」勝ち気で女の子らしく繊細な紅葉谷希美。
「響にー。ここも、おさわりしてほしい」お昼寝大好き気づけばうとうと金城そら。
それぞれに魅力を持つ少女たちと過ごし、やっぱり何かが起きないわけがない!?
そして思った以上に話題になった動画をもとに、新たな問題が発生し――。
※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。
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著者 蒼山サグ(あおやま さぐ) イラストレーター てぃんくる
感想
前回の顛末により、正義から提示された”1ヶ月という期間の中で何か成果を出す”という課題をこなすため、潤、希美、そらたち三人のプロデュースに精を出す響。
その成果もあって無事に二回目のライブも成功を収めるのですが、しかし響の表情のは翳りのようなものが見えて・・・。
今回はテーマとして”家族の絆”と銘打つ事が出来ると思います。
まず、前半は”日常”を描いた、この作品らしいお話でした。
とある葛藤の末にネットで潤たち三人のミュージックビデオの配信を決断した響。
そんなところへ、偶然にも正義が引率するキャンプに誘われ、素材集め、また彼女たちとの交流も兼ね参加することになるのですが・・・。
”いつも通り”な小学生たちとのドタバタもさることながら、少しずつ距離を縮めていく響と桜花の関係が印象的でした・・・色々な意味でね・・・。(笑)
うん、小学生たちの方は、本当にいつも通りでしたね・・・早く逮捕されればいいのに。(笑)
その一方で、桜花との関係ですが・・・なんか、ヒロインの方が残念なのって新鮮な感じがします・・・。
今回意外な趣味が発覚した桜花ですが、確かな”感情”を見せながらも「進展」には至らず・・・あれですね、色気より食い気、みたいな感じ。
最後の展開なんて、まさしく「絶句」の一言でしたし・・・このチャンスを自ら棒に振るっている感じがまた・・・。(笑)
まぁ、そんなこんなで色々ありつつも、無事ミュージックビデオの配信までたどり着くことが出来、また思わぬ反響を得ることが出来たのですが・・・。
今回起きてしまった一つの事件、それは奇しくも「ネット配信」によるものでした。
ある日教会に訪れた響の前に現れたのは、希美の血縁者と名乗る英国人の男性、ライアンでした。
母方の祖父にあたる人物で、家を飛び出した娘の訃報を聞き、希美の身を案じていたライアン。
探偵を雇うなど行動を起こすも目覚ましい成果を挙げることなく過ぎていく日々の中で見つけたのが、「ひびきP」の配信した希美たちの動画でした。
やがて、すべてを語り終えた彼の願いは「希美と一緒にイギリスで暮らす事」・・・日本に残るか、イギリスに行くか、その重大な選択を迫られた希美が悩みながらも出した答え・・・それは”別れ”を意味するもので・・・。
いや、これでライアンが嫌な人物だったらまだ話は簡単だったんですが、この人は本当に良い人なんですよね。
どれだけ娘や希美を心配してきたのかも伝わってきますし、同時に希美が真剣に悩んでいたことも察してあげられるほどに優しい人で・・・。
それは、多分希美がイギリスに行ったとしても幸せに暮らせるんだろうな、と思わせるには充分なほどなわけで。
そして、それを誰もが思ってしまったわけだから、「希美のために自分の気持ちを抑えよう」と思うのもまた必然だったのではないでしょうか。
ただ、「それ」が必ずしもいいことだというわけもなく・・・。
そんな、どうすればいいか分からない状況の中、響の背中を叩いたのは妹のくるみでした。
”格好いいお兄ちゃん”を知っている彼女だからこその行動、そして覚悟を決めた響の姿には頼もしさすら覚えるほどで。
また、そんな彼が「部外者」だからこそ繋げた”家族の絆”・・・本当にいい家族ですよね・・・。
そして、「答え」を示す彼女たちのメッセージ・・・それはライアンへと確実に届いていて・・・。
いや、序盤からは想像もできないほどにいい話でした。
いつかは来るだろうと思っていた「家族」というテーマが、思ったよりも早かったというのも印象的でしたが、もうすでに十分なくらいに絆が在ったんですよね・・・いやはや、感動しました・・・。
そしてこれからへ、というところで幕を引くわけですが・・・なにやら不穏な空気が漂っていて・・・。
引き籠り時代の「ひびきP」の”恩人”である【霧夢】という人物。
人気のネット絵師である彼女は「相棒」のような存在で、また彼女も同様に想っていた様子で。
そんな彼女は、最近の「ひびきP」のオンライン率の低下に不満を抱いていたようですが、その理由を聞いたことで次第に行動を起こし始めて・・・。
さて、そんな彼女が次回のヒロインのようですが・・・ところで、霧夢の”年齢”がなんとなく分かるのはなんでだろう・・・。(笑)
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