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ヘヴィーオブジェクト 1巻 感想

あらすじ

結局、戦争はなくならなかった。
でも、変化はあった。
くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。
超大型兵器オブジェクト。
それが、戦争の全てを変えた。
戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。
その少女は『エリート』と呼ばれていた――『オブジェクト』のパイロットとして。
近い将来。
このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』へと、生身で立ち向かうことになる。
これは、そのきっかけとなる出会いだった――。


※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。

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著者 鎌池和馬(かまち かずま)  イラストレーター 凪良(なぎりょう)

感想

うん、期待していた以上に面白かったです。
読み始める前の印象としては、”大変そう”というものでしたが、登場人物たちの人間味ある、どこか魅力的な部分や、どうやって無理難題をクリアしていくのかなど結構引き込まれました。
メカニックな知識に疎い私ですが、「身体が重いから細い足を壊そう」くらいの認識でも割と楽しめましたし、そんな感じでも大丈夫ではないかと。

さて、それでは世界観について。

まず、話の中心にあるのは「オブジェクト」という”超大型兵器”です。
全長五十メートル、砲の長さまで含めればそれ以上のサイズを誇るその新兵器の登場はこれまであった戦争の常識をすべて塗り替えてしまう程のものでした。
機銃や砲弾、ミサイルまでもを豆鉄砲扱いし、核攻撃を受けてなお稼働し続ける「それ」がどれだけ強大な存在であるかは最早語るまでもなく・・・。
”戦争とはオブジェクトとオブジェクトの戦い”
そう定義付けられるほどになくてはならない存在で、要は”自軍だけにオブジェクトがある状態”にしてしまうことが勝利であることっと同義であり・・・。

そして、それは決して覆ることのない”事実”でしたが、しかし、とある少年たちの活躍によりそれは変わることになります・・・。

雪原の戦場に派遣留学している少年、クウェンサー
――うーん、今日も平和だ――
ズボンを穿くかスカートを穿くかでその見た目の性別をチェンジ出来そうな容姿と称される少年、クウェンサー
手に職を就け、やがては出世コースにのらんとし、オブジェクトの設計を学びに来た事が彼を波乱の人生へと導くこととなり・・・。

変わり者の貴族にして不良系軍人、ヘイヴィア
――ヘイ、姫様にナイト様。そろそろのんびりもしてられなくなってきたみたいだぞ――
”貴族”である彼には家督を継ぐための箔を付けるべく軍人になったという背景がありました。
とはいえ、オブジェクトという兵器がある以上前線に飛び出ることもなく、攻略の起点を探すための分析官としての役割につくことになるも、その仕事は雪かきなどヘイヴィアにとっては退屈な仕事ばかりで・・・。

そんな二人の少年の”平和”な日常が綴られていくも、ある日それは唐突に終わりを告げて・・・。

”オブジェクトさえあれば・・・ではそれ以外は?”
もしも戦争で味方のオブジェクトが破壊されたら・・・それは考えたくもない、「虐殺」の始まりを意味するものでした。
降伏の意である白旗も意味を為さず、ただただ殲滅を目的とするオブジェクトから逃げるすべなど存在するはずもなく、恐怖一色に染まっていく者たちの中に、しかし、なんとかしなくてはと考える者たちがおり・・・。

・・・結構思っていたことが後々の話に繋がってきていたので、少しネタバレ成分が強いかもしれないですが、せっかくなので・・・。

今作は、主人公たちが生身でオブジェクトに立ち向かっていく”戦い”がメインとなっていました。
単純に考えて不可能なはずなのですが、蓋を開けてみれば割と納得がいくような攻略法であったりするため、そういった部分も面白いのかなという印象が残りました。
・・・いや、かなりの強運の持ち主たちだと思いますよ?(笑)
また、私も途中で気になったのですが、これまでの常識を覆す”生身の人間がオブジェクトを撃破する”という意味がどんな影響を及ぼしていくのか、そういった点にも注目していかなくてはならない部分は「ご都合主義」にはならないんだな・・・と。
一方で、”死と隣り合わせ”ということもあり、登場人物たちのテンションの高さにも笑ってしまいました。
一見すると一番真面目なクウェンサーですが、その実やっぱり男の子だな・・・という。(笑)
ちなみにですが、この主人公も女難の相がありそうな気が・・・。

ただ、そんな”奇跡”を目の当たりにしても、彼らが”特別な人間”とは感じないのも一つの魅力なのでしょうか?

雪原の戦場に派遣されたオブジェクトの操縦主『エリート』の少女、ミリンダ
――わざとおこらせようと、ちょうはつしている?――

クウェンサーとヘイヴィアの上官(和風マニア)、フローレイティア
――優れた部下を持つ私は幸せよ。そうよね?賛成だったら頷けよ――

オブジェクトの設計を学んでいる学生と攻略の起点を探すための分析官、そして操縦を行うエリート。
各々が”適材適所”な仕事をこなしていき、やがて結果に結び付けていく・・・そこには”特別”というよりも、めぐり合わせを含めた”奇跡”を印象つけられました。
いや、まぁ素晴らしく身体は張ってくれているわけですが・・・。(笑)

また、何気に巻き込まれていくフローレイティアとのやり取りもなかなか・・・。
傍若無人っぽい顔の裏で苦労人のような印象も見せていましたが、何よりものすごく部下想いな上司でしたね。
ところどころクウェイサーたちと意気投合してましたし、本当に良い人だな・・・。(笑)

他にも、名前不明の”エリート”、「おほほさん」など個性的な人物もちらほら出てきており・・・ここら辺は今後に繋がっていきそうな予感がします。

さてさて、果たして少年たちは前人未到の”奇跡”を”起こすことが出来た”のか、それとも”起こしてしまったのか”・・・。
”常識”を覆した彼らの進む先にものとは一体・・・?
もう後には引けない感じが満載ですが、叫びながらでもぜひとも頑張っていって欲しいですね。(笑)

さ、次巻はどうなっていくのかな?

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