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ヘヴィーオブジェクト 7巻 亡霊たちの警察 感想

あらすじ

「やめて顔はやめて!!」
「ふはははは!その巨乳の谷間にもぶっ込んでやろうかあ!?」
ネバネバの液体(ペイント弾)で女性兵士を狙うヘイヴィア。
いたって真面目に行われている第37機動整備大隊の模擬戦だったが、彼らの上官フローレイティアによる「私は処女だ」という衝撃的カミングアウトで事態は急転直下し・・・!?
砂漠で出会った美人少尉との間にフラグを構築するクウェンサー。
女の争いを繰り広げるお姫さまとオホホ。
そして相変わらず貧乏くじを引きっぱなしのヘイヴィア・・・。
やがて彼らはオセアニアの裏で蠢く組織との戦いに巻き込まれていき――。
近未来アクション!


※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。

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著者 鎌池和馬(かまち かずま)  イラストレーター 凪良(なぎりょう)

感想

以前オセアニアでの戦いを制したクウェンサー達でしたが、じつはまだ”終わっていなかった”わけで・・・。
再び訪れたその地にて起こった激しい戦いの中、窮地に追い込まれた彼らでしたが・・・。

今回ももちろんオブジェクトとの壮絶な戦いが待っていましたが、それ以上に動きを見せたのは”人”という存在でした。

今巻の舞台、オセアニアにてクウェンサー達が「遭遇」したのは人身売買要人暗殺未遂など、人権無視さながらな光景の数々でした。
ただ、それらを無視することは出来ないと思ってはいるものの、勢力間での争いの火種となりそうであったりと容易に手を出すことは出来ない状況で・・・いや、相手もそれが分かっているから尚更たちが悪いんですよね。
しかし、そこはさすがのクウェンサーというべきか、上手く抜け道を見つけるわけですが・・・。

先述にあるように、今回は”人”についていくらかの”感想”を抱きましたが、内一つは”クウェンサー”という人物に対してでした。

”主人公”、クウェンサー・バーボタージュ
――自分たちで掴んだチャンスくらい、自分達で使ったってバチは当たらないはずだ!!――
彼は格好良いですよね。
誰しもが思いもつかない奇抜な発想で窮地を切り抜け、またオブジェクトを破壊するという、まさに奇跡のような存在で。
また、弱者を見捨てることなく結果として助け出していく様はまさにヒーローだと思います。

では、彼の行いは正しいのか?とここで提示してみましょう。

救われた側からすればそれは”正しい”のでしょう。
では”救った側”からすればどうなのでしょうか?

例えば、”これまで”の中には「その人を救ってしまうと戦争が始まってしまう」可能性もあったわけです。
それでも目の前の人は見捨てられないとばかりに行動を起こし、解決してきたクウェンサーですが、それは”危ない”のではないかと。
あえて冷徹になり、「人の命と戦争」を天秤にかけるのであれば多数の人が後者を選ぶでしょう。
だからこそ前者を選びぬく彼は”格好いい”と思うのですが、私はそこに言い知れぬ”恐怖”を感じるわけで・・・。

ただ、今回はそんな彼だからこその行動が世界を救うきっかけに繋がっていき・・・。

以前オセアニアにてクウェイサー達と「対立」した報道カメラマン、シーワックス
――『そういうの』は、もうやめると誓ったんだ!!あのオセアニアの戦争でな!!――

消息を絶ったとされる諜報部門の兵士、リサ・ドービル
――・・・私の任務はね、このオセアニアに絵具を持ち込む事だったんだ――

人身売買に巻き込まれた少女と老婆、ドロシー
――私は知ってる!!彼らが誰も守らないなんて嘘だって――
――私は知っている。あの国の良いところも悪いところも――


今回の敵である『MIB』の男たちも”人”であれば、クウエンサー達に救われた彼らもまた”人”です。
大勢の群集を煽り、クウェンサーら多国籍軍への対立を促した『MIB』の作戦はたしかに効果的なものでした。
同時に、「利用」されたクウェンサー達の”活躍”に対し、彼らの胸中は計り知れないものがあったでしょう。
ただ、その中で救われた人たちも確かにいて・・・そしてそんな彼女たちが踏み出した一歩がやがて大きな”声”となっていく様はまさに圧巻でした。

「戦争の代名詞はオブジェクト」と言われる時代でさえ、これだけ”人”の力は大きなものなのかと改めて実感させられた今巻。
何が正しくて何が間違っているのか、それは受け手の主観でしかないと思います。
ただ、それでもクウェンサーのように自分の進む道を”選んでいく”生き方っていうのは本当に不確定な、それでも確かな未来に繋がっていて・・・。
そこにどんな疑念を満たれようが、彼は彼ならではの”道”を進んでいって欲しいと思いました。
うん、それでこそ”主人公”ですね・・・まぁ、フローレーティアヘイヴィアは頭を抱えそうですが・・・。(笑)

一方で、今回の話はある種、一つの節目にも感じました。
改めて”戦争”について考えさせられる事件でしたし、クウェンサー達も本格的に”疑問”を抱くようになったようで。
また、事件の爪痕による影響はどのようなものになるのか想像出来ませんが、おそらく今後に繋がって来そうな予感はします。
前巻の”第三世代”ではありませんが、今回のオブジェクトも相当に強力なものでしたし・・・いよいよ危なくなって来た気もしますがはてさて。

そんな世界情勢をも巻き込んだオセアニアでの事件の顛末・・・さて、次回のはどのようにつながっていくのでしょうか。

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