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冴えない彼女の育て方 7巻 感想

あらすじ

あの晴れた春の日、桜舞い散る坂道で「彼女」と出逢ったことで動き出した、俺、安芸倫也の夢――ゲーム作り。
幼なじみの英梨々、憧れの詩羽先輩、従姉妹の美智留を巻き込み、紆余曲折ありながらも冬コミでの同人ゲーム完成まであと僅か・・・その目前で、俺が全てを台無しにした。
「安芸くんが正しいことをしたと思ってる。でも、許せない」
そんな言葉とともに開いてしまった加藤との距離。
仲直りしたはずの英梨々のスランプ。
そして、詩羽先輩の卒業。
冬コミから変わってしまったサークルの関係に、俺は悩み抜き、ひとつの決断を下す。
そして、また春がやってきて・・・。


※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。

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著者 丸戸史明(まると ふみあき)  イラストレーター 深崎暮人(みさき くれひと)

感想

いや、三回くらい泣きましたね・・・。(笑)
”第一部完”に位置する話なのですが、なんだろう・・・本当、”それまで”がいっぱい詰まった物語がそこにはあって・・・。

今回は”始まりのメンバー”である倫也加藤英梨々詩羽、そして”ライバル”である伊織の五人に焦点があてられていました。

季節は春・・・別れと出会いを印象付けさせられるその時期に、やはりそれはあって・・・。

かの冬コミの一件は、サークル全体に大きな影響を与えていました。
加藤は顔を見せなくなり、英梨々は一ヶ月以上も絵を描かない、詩羽もどこか様子がおかしく、そして伊織もまた・・・。
そんな中にいて、倫也もまた苦悩の日々を送っていました。
今の状況をどうにかしないといけないと思いつつ、しかし答えが出ないまま過ぎていく時間。
しかし、ある日偶然見つけた一人の少女の姿に、再び歩みだす勇気をもらい・・・。

そうですね・・・どれだけ凄かろうが、頑張っていようが、誰しもが道半ばを歩んでいるに過ぎないのだと感じさせられましたね。
それは、「プロ」である英梨々詩羽もまた同様で・・・。

今回倫也は、以前の詩羽の”問い”に対する”答え”を聞くことが出来ました。

――私たちクリエーターはね・・・『無理をしなくてもいい』と許された瞬間に成長は止まってしまうの――
納期とクオリティのバランスで戦って、命がけの勝負をしないと向上しない。
そんな詩羽の言葉は、倫也にはあまりにも重く、しかし真に迫る言葉でした。

結局、倫也英梨々を”止めてしまった”んですよね・・・。
優しさ故に”大切”にして・・・だけどそれは、本当に正しい選択だったのか?

そして、そんな彼が招いた”結果”は誰しもが想定しなかった事態へと繋がっていき・・・。

・・・いや、ただ一人、この事態を予期していた人がいましたね・・・。

――いや、やっと『二度と顔を見せるな』って言わなくなったなって――

――夏にはでなくても、続けろよ?サークル――

かつての親友であり、”敵”となり、そしてライバルへと変わった”宿敵”である伊織
決して良好な関係とは言えない仲にも関わらず、これまで幾度となく”アドバイス”を送ってくれた伊織でしたが、彼もまた”変化”を余儀なくされて・・・。

彼には彼の矜持があったのだと、いまさらながらに思い知らされましたね・・・そして、倫也との”勝負”に掛ける”想い”もまた・・・。
それを知ると、これまでの伊織の行動にもしっくりと来るものがあるのですが、一方で気になるのは彼の”今後”についてです。

――だから僕は、これからもずっと喧嘩を売っていくつもりさ
    ・・・たとえどんなに強大な相手でもね――

出海と共にサークルを抜けた伊織でしたが・・・いや、なんだか面白そうなフラグが立ってますね・・・さてさて。

そして、加藤

――あ、あ・・・安芸くん、さぁ・・・っ
   今まで、我慢してたけど、さぁ・・・っ――


本当、誰よりも「メインヒロイン」なんですよね・・・。
恋とか友情とか、そんな”簡単な感情”ではなく、もっと別の面倒くさいような、だけど気付くと一緒にいるような、そんな掛け替えのない関係を築き上げてきた倫也加藤の”本音”での語り合い。
何を思い、何を秘め、そしてそれらを吐露する二人の姿の後ろには、これまでの一年間が景色となって浮かび上がってきて・・・。
また、そんな「らしくない」やり取りの後だから見せた加藤の「一日だけの姿」。
――ね、安芸くん
   明日になったら、いまのわたし、忘れてね・・・?――


・・・本当に、良かったね・・・。

さて、そうして変わり始めた加藤ですが、これまでの「黒い」部分が表に出てきたというか、なんだか本格的に遠慮がなくなってきたというか・・・。(笑)
一方で、だからこそ表面上に浮かび上がってきた”気持ち”が気になるところです。
倫也に向けるその”嫉妬”の先に見せる感情とははたして・・・。

・・・そして、物語は大きく動き出します。
サークルに復帰した加藤に反し、”柏木エリ”と”霞詩子”は別の道を進むことになりました。
しかし、それは決して認めたくはない”結末”で・・・。

ただ、一方で、「いよいよ」な感じを受けました。
そしてそれは詩羽との最後のやり取りにも表れています。

いや、今回はクライマックスが何度もあるもんだから、涙も枯れちゃいますね。(笑)
終盤、”柏木エリ””霞詩子”を送り出す倫也
彼を裏切ったことに対し、罪悪感をあらわにする二人に対し、倫也が放った一言は、驚くほどに前向きなものでした・・・。
そして、対する詩羽の言葉もまた・・・。

――私はね・・・安芸倫也の作品が見てみたい・・・――

”柏木エリの原画”や”霞詩子のシナリオ”ではなく、彼が思いだした”原点”。
なぜ、ゲーム制作を志したのかを思い出し、彼はもう一度歩き出します。
前作を超える目標を立てるゲーム、「冴えない彼女の育て方」の制作へと・・・。

また、来る出会いの季節、まさかの出海の入学もあり、期待感高まる予感がしますが、一方で加藤英梨々の関係にひびが入り始め・・・。
さて、波乱のクラス分けも気になるところですが、次回の”舞台裏”である外伝が気になります。
はたして、どのような出来事があったのでしょうかね・・・?

・・・ちなみに、今回の最後の”やり取り”で色々持っていかれてしまいました・・・哀れ英梨々・・・。(笑)

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