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魔法少女育成計画 restart (前) 感想
あらすじ
「魔法の国」から力を与えられ、日々人助けに勤しむ魔法少女たち。
そんな彼女たちに、見知らぬ差出人から「魔法少女育成計画」という名前のゲームへの招待状が届く。
先に進むたびに大きな自己犠牲を要求する、
理不尽なゲームに囚われた16人の魔法少女は、自分が生き残るために策を巡らせ始める・・・。
話題のマジカルサスペンスバトル『魔法少女育成計画』に続編が登場!
新たな魔法少女たちの生き様に刮目せよ!
※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。
みなさまの1クリックがブログを発展させます!!m(__)m


著者 遠藤浅蜊(えんどう あさり) イラストレーター マルイノ
「魔法の国」から力を与えられ、日々人助けに勤しむ魔法少女たち。
そんな彼女たちに、見知らぬ差出人から「魔法少女育成計画」という名前のゲームへの招待状が届く。
先に進むたびに大きな自己犠牲を要求する、
理不尽なゲームに囚われた16人の魔法少女は、自分が生き残るために策を巡らせ始める・・・。
話題のマジカルサスペンスバトル『魔法少女育成計画』に続編が登場!
新たな魔法少女たちの生き様に刮目せよ!
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著者 遠藤浅蜊(えんどう あさり) イラストレーター マルイノ
感想
前回にもましてこの緊迫感あふれる面白さ・・・本当に凄いな・・・。
舞台、登場人物は一変し、新たな幕開けとなった再びの『魔法少女育成計画』。
前回のゲームがソーシャルゲームを題材にした”現実”での戦いだったのに対し、今回は”魔王を倒す”という目標を据えた、『RPG』の世界となります。
半強制的に参加させられたゲームを進めていく16人の魔法少女たち。
謎解き、モンスター退治、アイテム取集とそれぞれが楽しむ中、訪れた運命の瞬間・・・。
そして、そこで初めて告げられる衝撃の真実・・・。
魔法少女育成計画
現役魔法少女のための訓練シュミレーターと魔法少女候補生の選別装置を兼ねた仮想ゲーム。
・ゲームの目的・・・・・・魔王を討伐する。
・クリア報酬・・・・・・百億円。ただし魔王を倒したプレイヤーのみ。
・エリア解放報酬・・・・・・百万円。ただしエリアを開放したプレイヤーのみ。
・参加賞・・・・・・十万円。ゲームオーバーしても支払われる。
ゲーム内で過ごした時間は現実に換算して一瞬の時。
三日間プレイした後ログアウトし、現実にて三日間過ごした後、再びログインとなる。
ゲーム内で受けた肉体へのダメージ、および死は、現実へはフィードバックされない。
まだその真実を知らなかった頃に少女たちに掲示されたルール。
そして、共に伝えられていたのは”ゲームでの死は現実に影響を及ぼさない”という、安全を配慮したシステムという情報。
何の前触れもなく『RPG』の世界へと飛ばされた彼女たちですが、賞金が手に入る、また中々ない体験が出来ることから状況を楽しむ者も少なくありませんでした。
悪意のない、本来の意味での”魔法少女育成計画”。
そこに、ある人物が介入するまでは・・・。
上下巻構成ということもありますが、とにかく内容が濃いですね。
そうですね・・・前回もそうですが、登場人物の名前と能力が言えるくらいには頭に刻まれる、と表せばわかるでしょうか。
そこに加え、ミステリ要素も加わったことで、さらに密な物語となっていて・・・。
そんな中、面白いと感じたのは、前回とは少し趣旨の違うところです。
以前のものは正真正銘のデスゲームでしたが、今回はあくまで”ゲームクリア”を目的とした内容となります。
伴い、積極的に誰かを”退場させる”という発想には至らない・・・はずでした。
トリックを用い、明確に”殺人”が行われる中、しかし犯人は未だ不明のまま。
また、魔法少女同士の対決もさることながら、モンスターの初見殺しの能力など、”死”が常に付きまとう状況。
そして前回登場した、特別な立ち位置だった”彼女”の陰・・・などなど、まだ見ぬ何かがひしめいていて・・・。
一方、気になるのは”情報”について。
今作は幾人かの視点で物語が綴られていくのですが、その際にもたらされる”情報”が共通の認識ではないように思えます。
例えば”現役の魔法少女”。例えば”参加動機”。
その情報が一つとなった時、見えてくるものとはどのような光景なのでしょうか。
そして、現れた前回の勝者、『魔法少女狩り』。
”黒幕”の前に現れた彼女の”役割”とははたして・・・。
ペチカ とても美味しい料理を作れるよ。
――あの、私、ペチカといいます。私も魔法少女なんです――
グランテイル 半分だけいろんな動物に変身できるよ。
――こちらこそ・・・ありがとう・・・――
リオネッタ 人形を思い通りに操ることができるよ。
――貴方には関係ありませんもの――
御世方那子(みよかたのなこ) どんな動物とも友達になれるよ。
――だからワタシ、この探索で新しいモンスターを探しているのデース――
マジカルデイジー 必殺のデイジービームを撃てるよ。
――だって楽しいじゃん、戦うの・・・――
のっこちゃん まわりの人の気分を変えられるよ。
――ひょっとしてマジカルデイジーさんですか?――
@娘々(あっとまーくにゃんにゃん) お札の中にものを閉じ込められるよ。
――二回目だからもっと上手くやれると・・・――
夢ノ島ジェノサイ子 魔法のスーツでどんな攻撃でもへいきだよ。
――やはし、この手のゲームにガチャは必須要素だね!――
プフレ 猛スピードで走る魔法の椅子を使うよ。
――わたしは年頃の少女だからね。自分が変わり者だと自覚しているのだよ――
シャドウゲール 機会を改造してパワーアップできるよ。
――・・・今、とても考えたくないことを思いついたんですが、いいですか?――
マスクド・ワンダー いろんなものの重さを変えられるよ。
――スーパーヒロイン『マスクド・ワンダー』の敵ではないのよ――
ディティック・ベル たてものとお話しできるよ。
――私はディティック・ベル。こう見えて探偵をしています――
ラピス・ラズリーヌ 宝石を使ってテレポートできるよ。
――もし犯人がいるならタダじゃおかねーっす!――
チェルナー・マウス ものすごく大きくなれるよ。
――これ以上ここにいるならチェルナー怒るよ!――
メルヴィル 色を自由に変えられるよ。
――おめもくっか?ついでぐんなら止めね――
アカネ 見えているものならなんでも斬れるよ。
――あれは嫌だ。あれは・・・よくない――









前回にもましてこの緊迫感あふれる面白さ・・・本当に凄いな・・・。
舞台、登場人物は一変し、新たな幕開けとなった再びの『魔法少女育成計画』。
前回のゲームがソーシャルゲームを題材にした”現実”での戦いだったのに対し、今回は”魔王を倒す”という目標を据えた、『RPG』の世界となります。
半強制的に参加させられたゲームを進めていく16人の魔法少女たち。
謎解き、モンスター退治、アイテム取集とそれぞれが楽しむ中、訪れた運命の瞬間・・・。
そして、そこで初めて告げられる衝撃の真実・・・。
魔法少女育成計画
現役魔法少女のための訓練シュミレーターと魔法少女候補生の選別装置を兼ねた仮想ゲーム。
・ゲームの目的・・・・・・魔王を討伐する。
・クリア報酬・・・・・・百億円。ただし魔王を倒したプレイヤーのみ。
・エリア解放報酬・・・・・・百万円。ただしエリアを開放したプレイヤーのみ。
・参加賞・・・・・・十万円。ゲームオーバーしても支払われる。
ゲーム内で過ごした時間は現実に換算して一瞬の時。
三日間プレイした後ログアウトし、現実にて三日間過ごした後、再びログインとなる。
ゲーム内で受けた肉体へのダメージ、および死は、現実へはフィードバックされない。
まだその真実を知らなかった頃に少女たちに掲示されたルール。
そして、共に伝えられていたのは”ゲームでの死は現実に影響を及ぼさない”という、安全を配慮したシステムという情報。
何の前触れもなく『RPG』の世界へと飛ばされた彼女たちですが、賞金が手に入る、また中々ない体験が出来ることから状況を楽しむ者も少なくありませんでした。
悪意のない、本来の意味での”魔法少女育成計画”。
そこに、ある人物が介入するまでは・・・。
上下巻構成ということもありますが、とにかく内容が濃いですね。
そうですね・・・前回もそうですが、登場人物の名前と能力が言えるくらいには頭に刻まれる、と表せばわかるでしょうか。
そこに加え、ミステリ要素も加わったことで、さらに密な物語となっていて・・・。
そんな中、面白いと感じたのは、前回とは少し趣旨の違うところです。
以前のものは正真正銘のデスゲームでしたが、今回はあくまで”ゲームクリア”を目的とした内容となります。
伴い、積極的に誰かを”退場させる”という発想には至らない・・・はずでした。
トリックを用い、明確に”殺人”が行われる中、しかし犯人は未だ不明のまま。
また、魔法少女同士の対決もさることながら、モンスターの初見殺しの能力など、”死”が常に付きまとう状況。
そして前回登場した、特別な立ち位置だった”彼女”の陰・・・などなど、まだ見ぬ何かがひしめいていて・・・。
一方、気になるのは”情報”について。
今作は幾人かの視点で物語が綴られていくのですが、その際にもたらされる”情報”が共通の認識ではないように思えます。
例えば”現役の魔法少女”。例えば”参加動機”。
その情報が一つとなった時、見えてくるものとはどのような光景なのでしょうか。
そして、現れた前回の勝者、『魔法少女狩り』。
”黒幕”の前に現れた彼女の”役割”とははたして・・・。
ペチカ とても美味しい料理を作れるよ。
――あの、私、ペチカといいます。私も魔法少女なんです――
グランテイル 半分だけいろんな動物に変身できるよ。
――こちらこそ・・・ありがとう・・・――
リオネッタ 人形を思い通りに操ることができるよ。
――貴方には関係ありませんもの――
御世方那子(みよかたのなこ) どんな動物とも友達になれるよ。
――だからワタシ、この探索で新しいモンスターを探しているのデース――
マジカルデイジー 必殺のデイジービームを撃てるよ。
――だって楽しいじゃん、戦うの・・・――
のっこちゃん まわりの人の気分を変えられるよ。
――ひょっとしてマジカルデイジーさんですか?――
@娘々(あっとまーくにゃんにゃん) お札の中にものを閉じ込められるよ。
――二回目だからもっと上手くやれると・・・――
夢ノ島ジェノサイ子 魔法のスーツでどんな攻撃でもへいきだよ。
――やはし、この手のゲームにガチャは必須要素だね!――
プフレ 猛スピードで走る魔法の椅子を使うよ。
――わたしは年頃の少女だからね。自分が変わり者だと自覚しているのだよ――
シャドウゲール 機会を改造してパワーアップできるよ。
――・・・今、とても考えたくないことを思いついたんですが、いいですか?――
マスクド・ワンダー いろんなものの重さを変えられるよ。
――スーパーヒロイン『マスクド・ワンダー』の敵ではないのよ――
ディティック・ベル たてものとお話しできるよ。
――私はディティック・ベル。こう見えて探偵をしています――
ラピス・ラズリーヌ 宝石を使ってテレポートできるよ。
――もし犯人がいるならタダじゃおかねーっす!――
チェルナー・マウス ものすごく大きくなれるよ。
――これ以上ここにいるならチェルナー怒るよ!――
メルヴィル 色を自由に変えられるよ。
――おめもくっか?ついでぐんなら止めね――
アカネ 見えているものならなんでも斬れるよ。
――あれは嫌だ。あれは・・・よくない――
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