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下ネタという概念が存在しない退屈な世界 11巻 (完) 感想

あらすじ

「ヤリチンとかヤリマンとは言うけれど、ヤリ手っていうのはオナニストのことを指すのかしらね」
「知るかよ!」

〈SOX〉と藻女の間で繰り広げられた戦いから二年。
世界に誇る健全ユートピアとして健やかな成長を続ける、日本というキレイな国。
だが、性的な概念を排除したこの国には子どもが生まれなくなっていた・・・・・・。
その裏で、狸吉たち〈SOX〉は状況を打開すべく、最後の下ネタテロ《HなABC作戦》を進めていく。
果たして彼らは下ネタという概念を取り戻し、「まちがった」未来を勝ち取れるのか――!

さよならパイパイまたいつか!


※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。

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著者 赤城大空(あかぎ ひろたか)  イラストレーター 霜月えいと(しもつき えいと)
感想

すごい、アホが極まったような物語には終始笑わされました。
なんだろう・・・・・・『最低に素晴らしい』最終巻でしたね。(笑)


さて、それでは内容について触れていきます。

前回の”結末”より二年後、本格的に”健全化”が進む日本でしたが、その裏で確実に募っていく不満の声。
それに応えるべく、今日までの期間、テロ行為を続けてきた《二代目雪原の青》こと狸吉
来る最後の大一番、《HなABC作戦》に向け準備を整え、そして彼はジャックした公共の電波で呟いた。

もう少しで、約束の二年です。



”健全なアイドル”、剝栗らら子
――なにが《SOX》だ!あんなやり方で、あたしから視線を奪うなんて!――
エロを徹底的に排除した歌や踊りを中心に、健全な娯楽を提供する『健全アイドル』
性規制が格段に厳しくなり、閉塞感に包まれた日本において、ガス抜きとしての役割も果たす彼女ですが、その人気は同業者の中でも非常に高いものでした。
そして、今回は、そんな彼女を準主人公とし、物語が綴られていくこととなります。

”健全”な教育を受けてきたため性知識を全く知らず、むしろそれが当たり前とすら思っているらら子
そこに抱く印象は、昔のアンナと同様のものでした。
ただ、無意識ながらも、何かに目覚めつつあるのは薄々目に見えていて・・・。


この子、作中でもヤバイ分類に属してましたね。
狸吉が驚愕しゆとりが絶句するほどの”覚醒”・・・いや、こんな濃いキャラが最終巻だけなんて・・・。(笑)


と、それはさておき、そんな彼女の視点で二年後の”それぞれ”を見ていく物語。

これまで関わってきた勢力を束ね、高い人気を誇るリーダー、狸吉
”感染者”たちと共に”北の大地”で暗躍する綾女
善導課で異例の出世を果たし《SOX》を追い続けるアンナ
二年前に敗北を期してなお目的を遂げようとする藻女


そんな四つの勢力が交差する時、ついに最後の大作戦が決行されます。

二つの《SOX》の同時攻撃に対し手を打つ藻女
しかし次々と各地で暴れまわる頼もしい仲間たち。
慶介羅武マシーン氷菓学園OBたちウミソラ撫子、そして爛子・・・。
かつて敵対した者たちも交えた大決戦の最中、ついに対峙する狸吉アンナ
二年間という時間を掛けて出した、アンナと狸吉それぞれの”答え”。
そして、揃った役者たちは最後の戦いへと赴く・・・。


もうね、最悪に酷い光景ばっかりなのに、完全に心が持っていかれました・・・。
言うなれば「なに良い話にしようとしてるんだよ」みたいな感じですが、言葉の端端にこれまでの”歴史”が感じられて・・・本当、卑怯ですよね。(笑)
一方で、最後の”敵”との戦いは、それでこそ今作だと思える絶妙なものだったと思います。
意外というか、予想できたというか・・・ただ、まさに”原点”を感じさせられました。


そして、気になる狸吉と少女たちの物語。
なるほどね・・・・・・上手いな。(笑)
最後に放った”彼女”の『理論』には納得しつつ、さてこれからどうなるのかな・・・という気持ちでいっぱいになりました。
あわよくば、その未来を見てみたいものですが、こういった結末もありかな、と。


さて、こんなところでしょうか。
物語全体を通して、誰がここまで続くのだと予想できたのでしょうか?
本当、こんな問題作がよく生き延びましたね・・・。

ともあれ、本当にお疲れ様です。
多くの失笑と、馬鹿みたいに楽しい時間を、どうもありがとうございました。
願わくば、次の作品はマトモでありますように・・・・・・。(笑)

それでは、この素晴らしい作品との出会いに感謝しつつ・・・。


――きっと世界は、そういうふうに、できている。




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No title

感想、書くの早すぎwというのはさて置き。
下セカはアニメ版で去年のネタ枠として盛大に笑わせてもらった作品でしたが
>もうね、最悪に酷い光景ばっかりなのに、完全に心が持っていかれました・・・。
言うなれば「なに良い話にしようとしてるんだよ」みたいな感じですが、
この言葉通り、最大級にフザケた題材なのにそれなりにまとまっているのが性質が悪いと感じた作品でしたよ(褒めてます)
そういうわけで最終巻はどうなるか少し気になっていたんですけど、最初から最後までブレなかったようです。

挿絵と中身も少しだけ見たんですけど、2年の間に外見は鼓修理(成長期なので当然ですが)内面は月見草が特に変わったかなと感じました。

何にせよ本当によく最後まで書きとおしました。
またアニメ化までされるのは、奇跡でしかなく終わった後もいろんな意味で伝説になりそうですw

Re: No title

本当、ひどい作品でした。(笑)
それでいて、これほど綺麗にまとまったことには驚きの一言です。

まったく、忘れられない作品になりましたね。(笑)

> 感想、書くの早すぎwというのはさて置き。
> 下セカはアニメ版で去年のネタ枠として盛大に笑わせてもらった作品でしたが
> >もうね、最悪に酷い光景ばっかりなのに、完全に心が持っていかれました・・・。
> 言うなれば「なに良い話にしようとしてるんだよ」みたいな感じですが、
> この言葉通り、最大級にフザケた題材なのにそれなりにまとまっているのが性質が悪いと感じた作品でしたよ(褒めてます)
> そういうわけで最終巻はどうなるか少し気になっていたんですけど、最初から最後までブレなかったようです。
>
> 挿絵と中身も少しだけ見たんですけど、2年の間に外見は鼓修理(成長期なので当然ですが)内面は月見草が特に変わったかなと感じました。
>
> 何にせよ本当によく最後まで書きとおしました。
> またアニメ化までされるのは、奇跡でしかなく終わった後もいろんな意味で伝説になりそうですw
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