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ゼロの使い魔 13巻 聖国の世界扉 感想

あらすじ

才人が元の世界へと帰るための方法を探してあげたい。
でも、才人に帰ってほしくない。
二つの気持ちに戸惑うルイズ。
一方、里心がついた才人だったが、ハルケギニアで仲良くなった人たちを見て、心が揺らいでいく。
「こっちの世界にいてもいいんじゃないか」と思い始める才人。
そんな折、女王アンリエッタより、ロマリアへと来てほしいと連絡がくる。
“虚無の担い手”であるルイズとティファニアへ伝えることがあるというのだ。
それは、“虚無”に関する重要な秘密だというが――
。アンリエッタの、ロマリアの意図は何か?
ガリア王ジョゼフの思惑は――?
大人気の異世界使い魔ファンタジー、急展開の第13弾!


※基本的にネタバレが含まれるため、続きを読む際はご注意ください・・・。

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著者 ヤマグチノボル  イラストレーター 兎塚エイジ(うさつか えいじ)
感想

いや、この巻はヤバイ・・・。
読了後にサブタイトルの意味を理解して、また表紙の絵を見ると込み上げてくるものが凄くて・・・うん・・・。


さて、それでは・・・。

今回の舞台はロマリア連合皇国
多くの神官たちが住み暮らし、特に信仰心が深い国と言われていますが、実際は貧富の差を目で感じ取れるような光景が見られる国、というのが悲しい現状で・・・。

そんなロマリアに招かれたアンリエッタ女王護衛のアニエス
その先に待っていたのは、以前アンリエッタに”力”の重要性を説いた人物、ヴィットーリオ教皇でした。

世界平和を謳うロマリア皇国の最高権威者、ヴィットーリオ教皇
――わたくしは、人同士がこれ以上争うことに我慢できないのです――
異例の若さで教皇に選ばれ、貧民の救済と腐敗した国の改革に力を注いできたヴィットーリオ
そのカリスマ性やとてつもないと言われる美貌を以て推し進めてきた政治は、ロマリア市民からの絶大な人気を誇る一方、改革を良く思わない「保守派」からは「新教徒教皇」として非難されていました。
そんな彼がアンリエッタを母国に招き話した内容・・・それは「エルフから聖地を奪還する」という予期せぬものでした。


と、ここで気になるのは”聖地”についてです。
何度かその名が挙がっていますが、そもそも聖地とはどのような場所なんですかね?
人は”聖地”と、エルフは”悪魔の門”と呼び、ヴィットーリオ”心の拠り所”として例えていました。
ただ、そこがどのような土地なのかは触れられず、分かるのは周辺に地球のものらしきモノが発見されるということ。
どちらかと言えばエルフの方が”真実”を知って良そうですが、ヴィットーリオは・・・う~ん・・・。


と、そんな聖地を”人の手に取り戻し、民に安らぎをもたらす”と語るヴィットーリオですが、実は彼もまた虚無の使い手であることが明かされました。
そして、その力を使い目的を成し遂げるために、アンリエッタへある依頼を持ちかけます。



一方でルイズ才人
口にこそ出さないものの、最早カップルにしか見えない程に関係が深まった二人。
日常茶飯事の喧嘩こそ起こりますが、最後は収まるところに収まるなどこれまでとは少し違う光景も見られるようになりました。
ただ、そんな二人にも大きな問題として立ちふさがるものがあります。
それは、才人の元の世界”に起因するものでした。

以前より度々挙がっている話にして、ある意味今作品の”原点”でもある才人の”居場所”
才人が悩む以上に、ルイズもまたその問題について真剣に思い悩んでいました。

才人とは離れたくないけど、元の世界に帰してあげたい。
待っている人がいて、才人自身もそう望んでいるはず。

とある場所にてそう語るルイズに対し、才人一つの嘘を吐きました。
本当は自分には家族がいない、だけどこっちにはルイズという家族がいる・・・と。

その嘘を信じ、問題が”解決”したと内心喜ぶルイズは、やがて才人に気持ちを伝えようと心に決めます。
それがルイズ才人、二人にとって幸せとなる、そんな未来を夢見て・・・・・・。


と、そんな二人に対し、アンリエッタよりティファニアと共に至急ロマリアへ来るよう要請がかかりました。
そしてそれは、三名の虚無の使い手が邂逅することを意味していて・・・。

虚無の使い手が力を合わせてエルフから聖地を奪還する。
強力なエルフに対し、ルイズティファニアの協力が不可欠だと説くヴィットーリオ
しかし、ルイズ、そして才人はその作戦に賛成することはありませんでした・・・。


悪いエルフはいるのだろうが、良いエルフだっているはず。
そんな彼らに対し、力をチラつかせる行為などしたくはない。
才人ティファニアとの交流により、平民、エルフだからと偏見に囚われず物事を判断しようとするルイズには成長を感じさせられました。
また、才人も同様にブレることの無いその”価値観”を伝え、その姿には軽い敬意すら覚えます。


そんな話の中、疑問を呈すのはヴィットーリオという人物の”本質”について。
その高いカリスマ性や高貴な思想、民を思いやる心など、”素晴らしい人物”としての顔を覗かせますが、逆を返せば”綺麗すぎる”印象を受けます。
また、わずかながらも見せる狂気に近い何か
そして、「人」のためにエルフを邪見する、その先にどのような未来が待つというのか・・・どちらにせよ”聖人”とはどこか違う存在に感じます。


さて、ついに出揃った四人の使い手
ルイズティファニアジョゼフ王ヴィットーリオ教皇
それぞれが司る魔法の種類は違うようですが、つまり役割も違う、ということなのでしょうか。

一方、どちらかと言えばこちらの方が謎に包まれているとさえいえる”虚無の使い魔”


神の左手ガンダールヴ。勇猛果敢な神の盾。
左に握った大剣と、右に掴んだ長槍で、導きし我を守りきる。

神の右手ヴィンダールヴ。心優しき神の笛。
あらゆる獣を操りて、導きし我を運ぶは地海空。

神の頭脳はミョズニトニルン。知恵のかたまり神の本。
あらゆる知識を溜め込みて、導きし我に助言を呈す。

そして最後にもう一人・・・・・・。
記すことさえはばかれる・・・・・・。

四人の僕を従えて、我はこの地にやってきた・・・・・・。



”使い魔”に関する伝承歌にも思えますがその中で気になるのは「最後の一人」の部分。
恐らくティファニアの使い魔にあたる存在なのですが・・・現状存在しない人物なのかそれとも・・・。

ともあれ、”伝説”が一つの場に揃いつつあるわけですが・・・・・・そんな中、衝撃の事件が起こることに・・・・・・。


それは、いくつもの偶然が重なった結果でした。

もし、ヴィットーリオが虚無の魔法で地球に繋がる”扉”を発現させなければ。
もし、なんとか一人分が通れる”扉”を作ることが出来なければ。
もし、才人コルベールにノートパソコンを見せなければ。
もし、コルベールがバッテリーを充電することの出来る技術がなければ。


もし、それらが重ならなければ、その”手紙”が届くことはなかったでしょう。


才人へ。

あなたがいなくなってから一年以上が過ぎました。

今、どこにいるのですか?



それは、から毎日のように届いていた手紙。
それは、才人を心配し、必死に探し、それでも見つからず、だけど無事を願う、そんなからのメッセージ。
それは、才人の心を大きく揺さぶる、溜まっていた感情の波を溢れ出させる、そういった”言葉”。


そして、その言葉を受け取った才人の崩れ去った姿は、一人の少女に強い決断をさせることとなりました・・・。


来る日、ルイズ才人はお祭りを見てまわります。
楽しそうに笑うルイズと戸惑いながらも付き添う才人
出店を回り、食事し、踊る・・・そんな、いつまでも楽しそうなルイズに、才人は問いかけます。
今日はどうしたのか、と。


一生分、笑ったの

はい?


わたしね、もう、一生笑わない

ルイズ?



やがて、崩れ落ち静かに眠った少年を抱きしめ、涙を流した少女は呟く・・・。


さよなら。わたしの世界で一番大事な人



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